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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第16章 早乙女美紀と倉原美紀
「・・・
もう暫く早乙女邸に居るのだから、話して見れば良い・・」
「・・・・・うん」
ちゃんと、ゆーさんに話を聞きたい‥
教えてくれないかも知れないけど、このまま有耶無耶は‥嫌‥‥
「そうか‥社食でも食べられ無くなるのは寂しいな」
「ああ、時々俺と倉原主任で、食べれたか争っていた」
「レシピ自体は残るから、食べられ無くなる訳ではないよ‥
ただ新作メニューは、違う料理人が考える事にはなるが‥‥」
「だから、わざわざ夕食を早乙女?」
「まあ‥良い機会だったからね、最後くらい誰かに本人の手作りを味わって欲しかったというところかな」
「最初で最後になってしまった‥
というより、この早乙女邸で食事が出来た方が奇跡」
「食べたかったら来れば良い、倉原共々歓迎するよ堀之内?」
「人を入れないと言われている筈ですが?」
「ああ・・
あまり入れる事は無い、だが知っている者まで入れないとは言ってはいない‥
入れない理由は、クラスター社の業務の一部を此処で処理している事と、私と美紀のプライベートを公にしない為であり、それを理解している者だったら歓迎するね」