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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第17章 1本の電話ー悩みの相談ー
「でも‥会長の本心に気付いて、私の心は揺れた‥
もしかしたらの可能性、会長は私を女性として見てくれないだろうか?
そう考えるようになってしまった‥‥」
みっきーは悪く無いのに、こんな事をみっきーに言うのは、私の逆恨みでしかない。
会長の心を独り占めするみっきーに対する嫉妬、それくらい分かってる‥
だけど‥言わないと終わらない思いだってあるのよ。
「・・・だから私は‥‥‥‥‥」
――――――――
それは、みっきーが外で泊まりの日‥
私は覚悟を決めて3階へ‥会長のプライベート空間へと足を踏み入れた・・
「会長‥
お話と‥‥お願いを聞いて頂けませんか?」
「??
どうたんだい新島君?
私で良かったら話は聞くが‥‥‥」
リビングで雑誌を読んでいた会長に、私は声を掛けた‥
プライベートの若々しい会長に‥‥
「・・・
会長は‥‥美紀様がお好きなのですか?」
「・・・
それはどういう意味かね?
確かに美紀は好きなのだろう、私の大切な娘だ、嫌う理由など何1つ無い」
仕事言葉・・
咄嗟に切り替えられた、私がこんな事を言ったから‥‥警戒された‥
それくらいは気付いた。