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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第18章 久々の憂鬱な日々
「会わないは‥無理だと思う‥
パーティションで仕切られてると言っても席は隣で、仕事としてはやり取りがあるもの‥‥」
「それならば、言ってしまった方が良いのだが‥
伊織やオリバー、新島君には私が干渉出来ても、倉原美紀をしている美紀に、私はあまり干渉出来ない、そこが心配でね」
紀永の立場・・・
早乙女会長として本格的に介入出来るのは、私が早乙女美紀をしている時だけ‥
倉原美紀と会長は無関係、これを貫いている限り、紀永がシステム課に‥1社員に介入する事は難しい‥それは十分に理解してる。
「あれは言われたってだけだから、どうにか出来る‥そう思ってる‥
もう一度言われたら、今度こそしっかり断れば良い、だよね紀永?」
「そういう事になるかな‥‥
なるべく早めにという、注意点は付けておくよ」
「・・・うん・・・」
引き伸ばせば引き伸ばすほど、話は拗れる‥こう言いたいんだ‥
私もサッサと言って、スッキリさせたい気持ちはあるよ、でなければ仕事が大変。