この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第22章 会長の判断と決断2



朔夜叔父様が手を出さなかったら、こんな事にはならなかった‥
追求の矛先は高橋さんから朔夜叔父様に移るけど、これは仕方がないよ。


これでも一番穏便に済ませたとは思う‥
紀永と朔夜叔父様の関係って切れないから、ギリギリところで留めたらしいんだけど、食い違いって相手って誰?
私ったら聞かずに飛び出してたんだ。



「そう‥‥誰と食い違いをさせる気なの??」


「それか‥‥
薄々は感付いていると思うが、相手は皇‥
いろんな面に於いて、朔夜叔父と皇の意見の食い違いというのは丁度良いんだ」


「・・皇専務・・
良く受けてくれたね?」


「まあ‥‥皇はそういう男、こうとしか言い様がないかな?
そして皇の事だ上手く立ち回るだろう」


完全なる確信犯だ紀永は‥
朔夜叔父様と皇専務が食い違ったら、最近は水面下で動いている常務派への良い餌だって、分かっていて仕掛けた。


ただでは済ませない紀永らしいやり方、1つを先に繋げるやり方‥
こういう手腕は、紀永じゃないと無理、私はまだそこまで思い付かない、これが私と紀永の実力差なんだよね。



「・・紀永がそう言うんだったら、全てが上手く・・
私でもそう思う、だって紀永だから」


「根回しと手回し‥
その内に美紀も追い付く筈‥‥違うかい?」


/755ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ