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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第23章 一難去ってまた一難ー衝撃本社内!
「どれだけケチっていたのよ?」
「それを言われると辛いが、祖父があまりサーバー拡張に乗り気では無かった‥
受注を全て外部子会社に移動という話があったほど、メインのシステム課は軽視されていたんだよ」
「クラスター社はIT企業なのに?」
「あの頃は本社よりも他企業化された外に目を向けられ‥‥まあ私も一役買ってしまったが、本業疎かは本当の話‥
元の路線に軌道修正する方が大変だった、今更の話だこれは‥‥」
確か今の本社サーバーは紀永と朔夜叔父様が導入した、それくらいは知ってる‥
流石にその前、先代会長の時代までは知らなかったよ、だから今でも紙媒体で残っている分がある‥‥漸く納得。
「それにしても使用契約を結んだ途端、知らないとは言えクラスター社に丸投げとは‥
これはミスったかな?
もう少し骨のある会社だと思っていた」
「結構大手だよね端末関連の‥
もしかして自社でやると費用膨大だから‥‥‥回したのかな??」
「今時の低価格系だからね、美紀の考えで当たりかも知れない‥
そこまで人材を確保出来ないか、修正の方に人員を取られているか、端末業界は激戦状態で、少しでも料金や使い勝手でユーザーは簡単に移動してしまう、何処も必死なんだよ」
「それは分かってる、競争激しい業界だって‥‥」