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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第23章 一難去ってまた一難ー衝撃本社内!
最近は紀永との食事はこんな感じで進む‥
前は仕事の話は避けていたけれど、正月に習うと言ってから、紀永は昔のクラスター社の話を含め、色々な事を話してくれるようになったと思う。
「とにかく明日はシステム課として残業になるとは思うよ、資料室で見付けて調べて‥
紙だとどれくらいあるんだろう」
「あの会社の前の受注・・・セキュリティじゃなかったかな?
一時期ヒットをとばしたあれ、そう記憶にはあるけどね、流石に私でも古い話で確信は持てないかな?」
「紀永の記憶にあるんだったら‥‥」
これは当たりかな?
そしてあのプログラムだったら基本は分かってるし、何に使用したか程度で終わりそう、これはラッキー。
「それでも探すのだろう美紀?」
「勿論、傾向と対策は必要だもん‥
日々進化していたって、社内方針って簡単には変わらないじゃない?
知っていて損はないもの」
「正論だね‥‥
明日は私も外に出てみようかな?」
「・・・へっ!?」
「残業ついでに会長室と思っていないかい美紀?」
「・・・バレてる・・・」
「だから久々にあの定食屋で夕食と思ったんだよ」
「良いかも・・・」
うっ、紀永に乗っちゃった‥
だけど2人で外って少ないから、紀永の誘いは断りたくないでしょう?
そんな流れで、仕事が終わったら連絡するで待ち合わせる事にした・・・