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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第23章 一難去ってまた一難ー衝撃本社内!
(うん、堀之内部長に残業届けと資料室の閲覧申請も出したから、次はベースプログラムの挿入ね)
これは既に許可が下りているから、これから作ろうとしている私の端末に流すだけ‥
こういうところは、1社員の正式な手続きを踏んでるよ、倉原美紀をしている時は越権行為はしない、私なりのポリシー。
本当は私のIDカードとパスワードを使ったら、社内システム全てを見る事は出来る‥
出来るけど、それをしてしまうと後の言い訳というか、理由付けが大変な事になってしまう。
あくまでもシステム課の1社員、これを崩しちゃいけないの‥
社長と専務のなんて話になっている今は。
(あ、速いもう来た‥
そろそろって堀之内部長にバレてたかな?)
流れているプログラムの横に出たお知らせを確認すると、堀之内部長からの許可のお知らせ。
もう前みたいなミスは無い、紀永が手を回して堀之内部長のIDに、倉原美紀としての採決が下りるように替えた、勿論その時は早乙女美紀の権限は一時的に止まるように設定してある仕掛け。
なので熊谷課長には悪いけど、申請がある時は堀之内部長を通してる‥
これは仕方がないよね?
「さてこれからスタート」
流れ終わったプログラムはロックされ、閲覧すら出来ない‥
その代わり様々なツールバーが付属されていて、そこからプログラミングを開始する、システム課じゃ普通の話。