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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第23章 一難去ってまた一難ー衝撃本社内!
"ピピッ‥ピピッ‥ピピッ‥"
(あーやっぱり・・・)
今のはスマホのアラーム音、予想通り夢中にやってたみたい私‥
本当にこういうところは直らないのよね。
「17時30分、もう良いかな?」
端末をロックしてシステム課内を見れば無人、今日は私以外残業者は居ないみたい‥
元々残業無し推奨だけど。
(・・・
どうせもう一度戻って来るんだし・・・)
机の一番下に入れている鞄の中にスマホを突っ込み‥‥何時もの癖で携帯端末の方をポケットの中に入れて、かなり下になる資料室へと向かう。
それが引き金になると気付かないで・・・
「えっと‥‥‥」
確か資料室の奥、完了プログラム保管部分と表示されていたから、此処で合っているけれど‥
こんなに膨大にあるとは聞いていないよ!
「はぁ‥‥
予想以上に時間が掛かりそう」
1つ1つにナンバリングと受注項目は書いてあるよ、それでも保存している量が大量で、目的のナンバー付近を探すだけでも一苦労。
「・・・
色んなプログラムがある‥
時間があれば見たい物も沢山」
プログラマーだもの、此処でこうして見ていたら宝の山だよ‥
実際に相手に渡し使われているであろうプログラム達、実務経験が浅い私に取れば、こんなのを見れる事なんて数少ないの、大概は守秘義務に当たるからね。