この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第23章 一難去ってまた一難ー衝撃本社内!



『・・・
手に入らないんだったら・・・壊れてしまえばいい・・・
それも仲良く話やがって!!』


・・・えっ・・・


遠藤さんが部屋を出ようとしたら、その向こうには‥‥‥暁さん!?


それも手にはナイフ・・・



「壊れれば良いっっ!!」


「っっ!美紀様!!」


「・・・あっっ・・・」


まるでスローモーションを見ているような・・


暁さんがナイフを向けて、私に向かって走るのと・・


遠藤さんが咄嗟に踵を返し、私に覆い被さるのと・・


ほぼ同時だったと思う・・・


そして、その後に私は聞いた‥‥いや、聞いたと思った‥‥
ナイフがグサッと、遠藤さんの身体を傷付ける音を、私は‥‥確かに聞いた・・



「っっくっっ!!」


「遠藤さんっ!?」


私が見たのは、遠藤さんの脇腹付近に刺さったナイフと、そこからYシャツに広がっていく鮮血‥
遠藤さんが私を庇って‥‥‥刺された‥‥‥



「大丈夫‥‥ですか?」


「私より遠藤さんがっ!!」


「‥‥この程度で、どうにかなりません」


そう言って私の身体を離し、立ち上がり暁さんの方へ振り返る‥
刺されたナイフを掴み、身体から引き抜きながら。



「急所が外れた小型ナイフなどっ!!」


引き抜き、カランと音を立てて床に落ちるナイフ‥
私は動けないまま、遠藤さんの後ろ姿を見ているしか‥‥無い‥‥‥


/755ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ