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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第23章 一難去ってまた一難ー衝撃本社内!



朔夜叔父様が飛び込んで来て、すぐに暁さんを縛り上げ、遠藤さんと私の様子を聞いた後、朔夜叔父様は消防と警察を呼ぶ事に決めた‥
それも有無を言わさない言い方で‥‥


此処は街の中心地、数分で救急隊員が駆け付け、応急措置をした後に遠藤さんを運んで行った。


そして警察‥‥‥



「犯行はこの場所ですか?」


「此処と資料室‥‥です」


クラスター本社という事で駆け付けた警察官は多い、そしてその殆どが男性‥
思わず朔夜叔父様の後ろに隠れ、まだ震えが止まらない‥‥いや余計に震えが来る私。



「少しは配慮したらどうだ?
こんな事があった後に、男が寄って集って尋問すれば怖がるに決まっているだろう‥
最近の警官は、そんな配慮すら出来ないのかね?」


「・・申し訳ありません・・
誰かっ、女性警官を連れて来てくれ!」


朔夜叔父様の高圧的なフォロー
そのお陰で女性警官が呼ばれ、私の方はその女性警官が担当する事になった‥
勿論後ろに多数の男性警官を連れて。



「先ずは資料室に行きましょう‥‥えーとお名前は?」


「美紀‥‥‥倉原美紀です」


良いのかな本名じゃなくて‥
でも暁さんがまだ居るこの状態で早乙女の名は出せない、後で事情説明はしようと思っているけど。


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