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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第23章 一難去ってまた一難ー衝撃本社内!
資料室まで降りたのに、再度システム課まで登り、私のデスクから鞄を取り出しまた下へ‥
その間に暁さんは警官に連れて行かれ、朔夜叔父様は病院に回るらしい。
「警察の方が終わったら病院に来るんだ、良いな?」
「はい社長‥‥」
「此方で病院にお送りしますので‥」
「・・ああ・・
それと後の事は警備に任せている、現場検証が終了した場合、警備に言えば後始末はするだろう」
「分かりました‥
ご協力感謝します、早乙女社長」
「社の為だ」
朔夜叔父様は社長対応のまま、地下の駐車場に行ってしまい、私は正面から覆面であろうパトカーの後部座席に乗せられ警察署まで行くよう。
(あの頃でさえパトのお世話にならなかったのに‥‥)
走る景色を見ながら思うのは、夜遊びしていた頃でさえパトカーになんか乗った事は無かったのに、今更乗ってるなんて少しおかしい。
普段はあまり思い出さないのに、こんな事があったせいかな?
18才の出来心が次々と脳裏に浮かぶ、良い事から悪い事まで‥‥私のちょっと悪かった時期。
(どうしてだろう??)
私自身分からない、それとも過去の記憶が落ち着けと言ってるのかな?
だって、まだ軽く震えているのよ、自分で止められ無い程度には。