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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第4章 システム課ー実力試し
『ん‥仕事じゃなくて、個人的な事になるんだが‥
ほら、前に美紀さんに渡した薬、まだ必要?』
薬?
あの御披露目パーティーの時の??
「オリバーさん‥それって‥‥」
『少し前に新薬登録が終わって、正式に製品化された‥
だから、普通の航空便で配送可能‥なんだけど、美紀さん必要かなぁって‥‥』
「・・・
必要と言われれば・・」
国内で医薬品として出回っている物よりは、副作用も少なく効果も高い。
じゃなくて、この話‥凄く話にくいよ‥
オリバーさんとは、その色々あったから‥‥
『どれくらい必要?
会長そういう事は強そうだもんなぁ‥』
「強い・・・
というか、何時の間にか会長って呼んでるし!」
『ああー
どの道日本にだから、今の内に慣らしておこうと思って‥
だってさ、早乙女氏は不味いだろ?』
契約内容に、本社と早乙女邸の出入り許可と、秘守事項の契約を、紀永と交わした事は知ってる。
それに合わせて、紀永の方も対応するって言っていたし‥
オリバーさんの言う通り、早乙女氏という表現は、あまりにも不自然、そこは理解出来るけど‥‥
「呼び方は分かったけど‥
強いとか、普通そういうのハッキリ言う!?」
『ありゃ、マズったか俺?』
「・・・
普通思っていても、言葉には出さないと‥思う‥
後、薬の量はオリバーさんに任せる・・」
『そういやぁ、日本って米国ほど大っぴらじゃ無かったか‥注意しとこ‥
薬は‥そうだな、保存期間ってあるから、向こうと相談して決める‥‥
それで決まった数だけ送るから、足りなくなったら言って?』
「だからっオリバーさん!」
『おっと!
わりぃ‥‥』
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