この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第23章 一難去ってまた一難ー衝撃本社内!



美紀に手を出されて黙っているほど、私は度量の広い人間では無い‥
私が世間体や周りへの影響を考え動く事をしなかったせいで、美紀は心と身体に深い傷を負い、未だ治る気配も無く‥‥そんな時に追い打ちになるような今回の出来事。


あの時や米国のように私は動こう、それが美紀の為ならば私はなりふり構わず動く!



1時間‥‥2時間と、ただ美紀の痛々しく巻かれた腕首の包帯に触れ時を過ごし、薬が切れたのか漸く美紀が目を覚ました。



「・・・・・・・紀永??」


「ああ‥‥身体の調子はどうだい美紀?」


「身体‥‥私‥‥
‥‥そう!遠藤さんは!?」


まだ少し薬の影響下にあったのか、暫く考える素振りを見せた後、急に覚醒したかの様に美紀はベッドの上で飛び起き、不安そうに私の顔を見詰めて来る。



「遠藤は大丈夫、命に別状は無く数日の入院は必要だが、重症という訳でも無い‥
それに運ばれた遠藤も美紀の事を心配していたようだ、今は薬で眠っているがね」


「そう‥‥あんなに血が流れたのに‥‥」


自分の両手を見詰め、美紀はただ俯く‥
悲しく後悔しているような表情で、唇を噛み締め俯き、手がまだ軽く震えている。


/755ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ