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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第24章 秘書・倉原美紀!?



あの日、紀永に抱き付いて散々泣いてから、早乙女邸に帰って来た・・


屋敷に入った途端、感傷に浸っている暇が無いほど、秘書と従業員さん達に心配され、最後にはおいおい泣かれるという‥
お陰で私の方は冷静で居られた、それは凄くありがたいと思ってる。


そして問題が1つ、遠藤さんの不在‥
遠藤さんの持ち回りは多く、他の秘書全員に回してもオーバーワークになってしまう、それで考えたのが私が遠藤さんの代わりをやる事。


紀永も暁さんの処分の根回しに忙しく、遠藤さんの仕事にまで手は出せず‥
数日だったら、遠藤さんが休みの状態と同じと秘書達が言うので、私は療養なんか無視して東京まで滑走。


理由はタイミング良く秘書限定があった為、本当は募集期間は過ぎていたんだけど、こんな時の早乙女の力‥‥要するに強引に乗り込むという離れ業を披露。


秘書の勉強?
みんなのを見ていただけ、特に遠藤さんだけど‥
行き当たりばったりで筆記試験を受け、余裕で合格を勝ち取ったという‥‥やり方が米国に居た頃に似てるのは言わないで、これでも必死だったんだから。


そんな無茶をして秘書資格を取り、紀永のというか遠藤さんのサポート中。


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