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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第24章 秘書・倉原美紀!?
「強みなのでしょう‥
私は子供の頃から祖母に付き普通に使っていましたが、違うと気付いたのは大学時代でした‥
ですが美紀様にも独自情報網はある筈、そして本社ホストも早乙女サーバーも、全てを使えば情報戦では誰にも負けないでしょう」
「・・・・・」
美紀様がタブレットを操作する‥
一度私の方を全て閉じ、新たに開いたのは米国?
ただパスワード入力画面前に見た、ホワイトハウスの紋章‥‥という事は美紀様が繋げているのはホワイトハウス内のサーバー。
「・・これが私の伝手です・・
権限的にかなりの部分の閲覧が可能、勿論機密情報扱いの物から世界主要人物の個人情報まで‥
日本に戻って来てからは、殆ど使っていないけど」
「国家直轄の情報網」
私‥‥というより遠藤家の情報網などより遥に上、美紀様がこれを見せたという事は、私の伝手はさして必要無い‥‥そう言いたいのかも知れない。
「・・私自身はそんなつもりじゃ無いのに、周りから持たされた私の権限はとんでもなく重い‥
必要だって分かってはいるよ、でもこれ以上私に押し付けるの‥‥遠藤さん」
「‥‥知っていて損は無いものと‥‥
繋がれば繋がるほど美紀様自身は優位に立てます、それに早乙女内部は秘密が多く面倒です、私が持つ遠藤家と五十裏の物は早乙女内部に強いのが特長」
「‥‥‥そう‥‥‥
遠藤さんがそこまで言うんだったら、帰ってから話をして見る」