この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第24章 秘書・倉原美紀!?



「私がそれをして良かれと思う人は少ない‥‥特に本社では‥‥
ただの1社員の行動としては越権過ぎ、そういうのには必ず反発が起こる、これって経営学の基本でしょう」


「経営学は専門外ですが、言われている事は確かに合っていると思います‥
ですが1社員の話であり、美紀様はそれに当てはまらない筈」


「っっ!!
私はまだ1社員をしていたいの!!」


あっ‥‥
勢い余ってつい‥
でも遠藤さんの言い分は早乙女美紀としての話だもの、まだ勉強中の本当の私の方だもの‥
倉原美紀を否定するような発言だったから、つい私も声が荒くなってしまった。



「・・・
遠藤さんの怪我は私のせいです‥
どうしてもやれと言うんだったらやります、でも勘違いしないで私の本来の意思では無い、それだけは覚えておいて‥‥
今日のところはこれで帰ります」


「・・・美紀様!?」


慌てた遠藤さんの声が病室に響いたけど、私はそれを無視し病室を出て扉を閉め‥‥た‥‥



(どうして分かってくれないの遠藤さんっ!!)


何故1社員からやりたかったのか‥


何故表に出る事を拒むのか‥


遠藤さんは理解していると思っていたのに、理解してくれていなかったのは悲しい‥
大切な理解者の1人だと思っていた、それなのにこれは辛いよ・・・


/755ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ