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第24章 秘書･倉原美紀！？

順調に処理しながらも、持ち込んだ私のタブレットで理由を探る‥
私はプログラミング特化かも知れないけど、同時に政経特化でもあるんだよ、敢えて遠藤さんの伝手を使わずに、基本の早乙女サーバーから探る。



(葉山さんの時は‥‥紀永が自分で処理してる、変わったのは予想通り遠藤さんに変わってから‥‥)


それも段階的に紀永から遠藤さんに回ってる‥‥何か手掛かりになる資料や出来事が残っていないかな？？



「うーん‥‥
事務的処理ばっかりで、これってのは‥‥無い？」


という事は口頭？
紀永と遠藤さんに何があったの？？


遠藤さんがどんな事をしても、お説教程度で怒らない紀永‥
あの約束でさえ些細な事と片付けたくらい遠藤さんには寛容的、それが何故かなんて今まで考えた事すら無かった。



「紀永だもん‥‥
絶対に考えた上での行動‥‥だとは思うけど‥‥」


思うけど核心は持てない‥
子供の頃から見ている遠藤さんが可愛いから、こう取る事も出来るし、思いっきり思惑があるかも知れない。



「私が考えても無理な話なのかな？」


明確な何かがあれば紀永から私にも話はある、それが無いという事は私にはしられたくないか全く意図が無い‥
どうとも取れない紀永と遠藤さんの関係。