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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第24章 秘書・倉原美紀!?
要領さえ覚えれば、秘書仕事は私に取ってそこまで難しい仕事じゃない‥
段々と、ただ段々と仕事をこなして、時間はオーバーしたけど、遠藤さん不在の3日分を何とか整理を付けたよ。
「後は本当に細かいのだけ‥‥」
子会社関連とか、ロングスパンで返答すれば良い物ばかり‥
勿論ちゃんとやるよ、当たり前じゃない。
「・・・・・あれ??」
明日の為の仕分けと、区分に選り分けていた時、不思議な申請書類に行き当たった‥
子会社なんだけど、通すのは田野倉常務って‥‥何で直接??
「・・・・・ああ!
思い出した、米国の時の!!」
谷村‥‥元ドバイ支部長だ‥‥」
ホワイトハウスで魔女外交やっていた時に、連絡ミスで会う事になったクラスター社ドバイ支部長、その人が谷村‥‥谷村友和‥
はっきりと思い出したよ!
「どうして直接田野倉常務?
申請は‥‥‥嘘、まだドバイに手を出しているの!?」
内容的にはドバイ支部の関連資料開示の申請、流れ的に秘書課に流れて来たんだとは思うけど、ドバイ支部って縮小されたと思っていたよ私。
「・・・
駄目此処からじゃ分からない‥
だけど頻繁にやり取りはある、今まで気付かれなかったのは‥‥遠藤さんは知らないから‥‥‥」
あれは私と紀永の個人会話で、その後に谷村友和は移動になった‥
だから理由を知らない遠藤さんは、この申請を通していたんだ。