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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第4章 システム課ー実力試し



「KIEIじゃなくて良いの?」


「基本は私かも知れないが、何年も掛けて形にしたのは美紀だよ‥
私としては、やはり美紀の物として出してあげたい‥‥」


私がプログラマーを目指すきっかけになった、紀永から預かったプログラム‥
出来上がり、紀永に返したのは数ヶ月前の話。


それだけ徹底的に拘った‥
確かに社内防犯用のキラープログラムだけど、学生時代に紀永に言われた通りに‥‥
内部で不正アクセスがあれば、IDから使用端末の特定、他全端末の確認と、一括で出来るように作ってある。



「今、社内で使っている物より、余程性能が良い‥
このまま埋もれさせるには、勿体ないくらいに‥‥」


「そこまでかな?」


「相変わらず美紀は、自分を過小評価する‥
今の美紀の能力から考えて、世界でも指折りのプログラムだよ‥‥
勿論特許登録をしてあるから、社内に使ってもプログラム開示は出来ない」


「しっかりしてるし・・・」


「くすっ‥
こういう事は、事前準備がモノをいうのだよ‥
それにWitch of the fingertipのプログラムだと社内に公表すれば、全社員にいい牽制になる‥有名人だからね」


紀永のやる事に隙なんてある筈も無く‥
Witch of the fingertipの名前が、どれだけ影響力を持つか、完全確信犯でやられちゃぁ、社員だって大人しくするしかない。


本当に‥紀永って用意周到!



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