この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第25章 初攻防戦・常務派
「・・・・・・・」
一色さんは米国大使館に付き合ってくれているから、私がLitte Witchとして交渉事をしているかを知っている‥
だって一色さんも大使館への立ち入り許可が下りているから、私と一緒に会談に立ち会った事もあるせい。
「一色さん、それとこれとは‥‥‥「昼食調達して来ました」」
間が悪い時に平岸さんが戻って来て、この話は一旦保留‥
平岸さんも加わり昼食タイム‥‥だけど一色さんは後の事は一言も言わなかった。
逆に私が気になるじゃない!!
「・・そういえば、此処に戻って来る時に常務室に動きが‥
午後からは注意した方が良さそうな雰囲気」
「分かりました、午前中に端末経由分は終わっていますから、午後からは2人の方を手伝います‥‥端末をノーマル仕様に戻して‥‥」
「その方が良い‥
来れば必ず余計な詮索はするかと‥‥」
「分かっています‥
一色さん、平岸さん、打合せ通りに‥‥」
「「はい」」
見せ掛けだけでも能力判定中を崩す訳にはいかなく、午後からは私が処理作成する書類を2人がチェックする形式‥
これで遠藤さんの個人端末を使用しているのを有耶無耶にする計画。
簡単に尻尾は掴ませてあげない。