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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第25章 初攻防戦・常務派



東京の米国大使館の付き合いをしている一色さんはともかく、平岸さんとは軽い個人会話はするものの、仕事としてはこうして遠藤さんの代理をやってから初めて‥
それまで仕事面では、平岸さんと接触する事は少なかった。


仕事の違いも大きな理由だけど、本社勤務の私と早乙女邸内勤の平岸さんでは、あまり接点が無い‥
私が帰宅する頃には、早乙女邸の業務は全て終了していて会う事すら無い日も多々、だからこうして短い時間だけど意見を言ってくれる平岸さんが嬉しかったのに。



「分かって欲しいの‥‥
私はともかく、あの広い早乙女邸から簡単には出られない会長‥
そんな会長が一番信頼しているのは、平岸さん含む早乙女邸の20人の秘書達だって、外を見て会長に進言出来る数少ない人達だって‥‥会長も私もちゃんと耳を貸すよ、しっかりと意見を聞いているの、だから黙る事だけは止めてお願い」


「・・・
すみません、俺の考えの方が浅はかでした、選ばれて早乙女邸内勤になったというのに、俺は少し思い違いをしていたようです」


「・・会長が何でも出来るから?
自分達の意見は必要無いと??
じゃ何故遠藤さんや葉山さんは、あれだけ会長に良い捲るのかしら?
それが必要だから言うと私は思います、という私も言われているけれど」


「お嬢様の意見の方が最もです、申し訳ございません」


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