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第26章 米国から来た男

あっ、不味いよねこの発言は、だって私にはこの程度だったのよ、普通にNASAから依頼が来るレベルで、何時もは１人でやっているからついつい。



「その‥‥NASAだったら優秀なプログラマーは沢山居るでしょうって事で、他意は‥‥無かったんだけど‥‥」


「そうだよなぁ‥
世界のNASAじゃ沢山居て当たり前なのに、なんでうちなんだか‥
大口は人手が掛かって面倒なのにさ」


「私もそう思う」


結城さん素直に受け取ってくれたみたい、私も不用意発言に気を付けないと、でも今までは殆ど出なかったのに、今日に限って出るなんて変？？


気が緩んでいる訳じゃないのに‥‥どうしてだろう？



(‥‥やっぱりミーティング終了だった‥‥)


細かい打ち合わせに時間を取られ、1日ミーティングだけで終業時間‥
大人数でやると、逆に細かい作業仕分けが大変なんだ。



「・・倉原サン・・」


「はい何でしょうか‥‥オリバーさん？？」


帰ろうと荷物を整理していたら、突然オリバーさんから声を掛けられた‥
こういうのは受けて大丈夫な筈。



「まだ社内よくワカリマセン、案内してくれたら助かりマス‥
同じプロジェクトの仲間、仲良くしましょう」


「あ、はい大丈夫です‥
一通り説明しますね」


「オネガイシマース」