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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第26章 米国から来た男
「れ‥‥練習したんだ」
米国で何を覚えて来たのかなオリバーさんって?
私は後の引き継ぎが大変としか聞いていない、でもまさかこんな事を練習していたなんて、思う訳無いでしょう。
「まあ色々な意味を含めてだよなぁ‥
ところで、本命は良いの?」
「あっそうか‥
ちょっと待って確認して見る‥‥というより場所が悪くない?
休憩所に移動しよう??」
「OKー」
真面目なのか不真面目なのか‥
相変わらず分かりにくいオリバーさんの性格、でも来てくれた事は感謝しているんだよ?
最近は私1人では手余ししそうだったから。
場所を移してシステム課フロアーの一番隅にある休憩所、ほら倉原父が煙草を吸っていた場所ね‥
そこまでオリバーさんを引っ張って行き、鞄の中からタブレットをだして状況確認。
「・・・これ何時も??」
「うん、重役フロアーに会長室フロアーに繋がるエレベーターがあるんだけど、社長以外知らないから他の重役や秘書が残っていれば階段移動‥
階段も良く見ていないと危ないのよ」
「ああ、健康の為の階段族だったか?
元気に階段出勤するあれかあ‥‥」
「何気に健康志向だからね日本って‥
今日は‥‥やっぱり階段選択、専務と常務がまだ残ってる」
「じゃ初階段族しますかー!」
「くすっ‥
元気だねオリバーさん」
「頑丈が取り柄なの俺って、ほら健康志向健康志向!」