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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第26章 米国から来た男
「先ずは久しぶり‥‥美紀さん」
「そうだよね、久しぶりオリバーさん‥
約束守ってくれてありがとう」
改めての挨拶、そして米国じゃ当たり前の親愛の頬キス‥
漸くオリバーさんが来た、やっとそう思えるよ。
「それにしても美紀さん痩せた?
また無理してるんじゃ‥‥」
「無理してないと言えば嘘になるけど、しっかり3食食べてるし睡眠も取ってるから大丈夫」
「美紀さんの大丈夫は不安要素だらけだからなぁ‥‥」
「オリバーさんっ!」
それはまあ、米国でそんな事を沢山した私だから、しっかり言い返せないのも多少‥
でも米国の頃から見れば、本当に健康管理には気を付けているんだよ?
「今は会長の目が光ってるし、美紀さんもそうそう無理は出来ないっと‥
‥‥さて‥‥
ホワイトハウスから正式辞令で、今日からLittle Witch専属ボディーガードとして付く事になりました、護衛から雑務まで何でもこなしますんで遠慮無く言って下さい、これは米国政府からの決定事項です」
「ボディーガード宜しくお願いします、そして米国政府の心意も承りました‥
私の側でずっとボディーガードをして下さい、オリバー・スミス?」
「了解しましたLittle Witch」
真面目なオリバーさんの言葉、そしてこれが本当のオリバーさん‥
私専属の護衛として、そして私の片腕として、それが私とオリバーさんの約束。