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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第27章 初攻防?・遠藤VSオリバー??
あー確かに言ってるかも、それも高格率で言ってる言ってる‥
だってさ、貧乏クジ体質の俺としては、最終的にはこれしか無い訳よ、アーメン言ってりゃ何とかなるみたいな口癖。
でも遠藤の私室でさえ2階じゃ、やっぱりヤバく無い俺?
只でさえ印象悪いのに、この優遇さは致命的。
「別棟でも良かったのにな」
「私の方が都合悪いという判断みたい‥
別棟だと、呼んで来るだけでも5分以上、広すぎるもん早乙女邸って」
「確かに早乙女邸は広い方に入るよな、日本って狭小住宅と聞いてたけど‥
後玄関入れば靴を脱げだったと思う」
「合ってるよ、一般家庭はそんな感じで、靴を脱ぐ方が当たり前、早乙女邸の方が特別なの‥
でも短期間で日本の事を覚えたよねオリバーさんって」
「ちゃんと裏で苦労はしたんだよ、美紀さん達が帰国してから、別の日本人移住者に付いて散々教えて貰った‥
これがまた厳しいのなんの、お陰でしっかり身に付いたけどなぁ‥‥」
「あらら‥‥
厳しい方が好きみたいオリバーさんって」
「ちょっ!?
それ勘違いだって、偶々の話で好きという訳じゃ‥
あ、だけど軍隊方式の方が習得率良いわ俺」
自分で思い返して小さくため息‥
荒っぽいのが習得率に繋がるって、過去の俺って散々だよなぁ‥‥言わないけど。
「あ此処ね、必要な物は用意してあるけど足りない物は言って?
早乙女邸は専用業者任せだから」