この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第27章 初攻防?・遠藤VSオリバー??
部屋の中を見れば、1部屋だが俺のデカさに合わせたベッドと仕事用のデスク、テレビに1人掛けのソファーセット、奥はクローゼットとバスルームか‥
シンプルだが広さもあり、俺的には十分。
「元々個人スペースに拘り無いから俺って、最低限送った荷物も届いているし、これで上等上等」
「・・米国のオリバーさんのマンションもシンプルだったよね・・」
「殆ど帰らない家だから、日本に来る前に処分しちまった‥
寝れりゃ何処でも良いの俺って、ずっとそんな生活だったしなぁ‥‥」
新しそうなベッドに座れば丁度良い跳ね心地、シンプルだが1つ1つは高級品、流石早乙女邸。
「それでね遠藤さんの事なんだけど‥‥」
「その為に案内って付いて来たの美紀さん?」
「他に理由も見付からなかったし、遠藤さんや紀永の前で話すのは、更に遠藤さんが不機嫌になりそうだったから」
「まあ‥‥そんな感じだよな」
美紀さんはデスクの方の椅子に座り、かなり困った顔、なるほど理由を知っている訳なんだ。
「・・・
前に電話で話したよね、遠藤さんと約束があるって」
「ああ言ってた、不味い約束?」
「不味いと言われれば‥‥
遠藤さんが不特定多数の女性と遊ぶのを止める変わりに‥‥キスまでは許す、これが約束の1つ‥
守ってるよ遠藤さん、でも私が遠藤さんを縛り付けたのも確か」