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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第27章 初攻防?・遠藤VSオリバー??
「・・・・・」
「それに私の婚約者候補となってるけど、それは外聞だけで実際は紀永との関係を隠すカモフラージュの為‥
遠藤さんもそれには同意してる、だから私は遠藤さんを二重に縛り付けてしまっていて、遠藤さん自身も身動きが出来ない状態」
「カモフラージュの線は考えたが、その約束は美紀さんに取っても辛いものだろ?」
「そうだね、でも遠藤さんを止めるのに、私はこの方法しか思い付かなかった‥
遠藤さんの気持ちを利用したのは‥‥私‥‥
そして何時までもキスだけの関係でなんて、甘い考えだと理解してる」
「・・美紀さん・・」
「男の人がキスだけで満足する訳が無い、それは遠藤さんより私の方が体験済みの話‥
そして秘書としての態度を崩さない遠藤さんには、こうして私と自由に話すオリバーさんが羨ましくもある、これが遠藤さんの不機嫌の原因、遠藤さん自身それに気付いているかは私には分からない」
「遠藤って美紀さんにも敬語?」
「余程の事が無い限り敬語」
「そりゃ恨まれて当然かぁ‥
自分がしたい事を他の男がしている、それも遠藤より俺の方が美紀さんに距離が近い‥
ああだから個人的なボディーガードにって事になった訳か、なんとなく納得」