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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第27章 初攻防?・遠藤VSオリバー??



会長は初めから俺が美紀さん専属って言ってしまっているから、遠藤が反発した‥‥自分には出来ない事だから。


守りたいんだろうな美紀さんを‥
それが出来ない葛藤が、ああして表に出た、遠藤も中々苦労してる。


「・・普段は冷静沈着だけど、内は熱くて短気それが遠藤さん‥
‥‥‥この間、遠藤さんに助けて貰ったけど、形振り構わず相手を何度殴ったかな?」


「ちょっと待って!
助けて貰ったという事は、何かあった訳だ‥‥美紀さん??」


「・・・あっ・・・」


今不味いって顔しなかった?
俺に教えないつもりだったんだ美紀さんは、それがついつい口に出たという感じ??


「美 紀 さん!!」


「えーと‥‥‥
はぁ‥‥この間、社内で襲われたの、ほらオリバーさんに相談した人‥
誰も居ない場所で捕まって‥‥‥性交渉にまで持ち込まれて、それを助けてくれたのが遠藤さんで、でも向こうの逆ギレにあって遠藤さんが私を庇って怪我をした」


「・・なぁ美紀さん・・
お互いそうして負い目負い目ばかり持っていたら、何時かはどっちも潰れるぞ?
俺的解釈だが、遠藤は美紀さんを助け庇って満足してるんじゃないか??」


「オリバーさん??」


「だから負い目に感じる事なんて無いんだ、美紀さんにそんな思いをさせる為に助けた訳じゃ無いと思うぞ俺は‥
そして同じ状況下だとしたら、俺も遠藤と同じ方を選ぶ」


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