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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第27章 初攻防?・遠藤VSオリバー??
ふとベッドから立ち上がった俺がやった事、それは米国の頃に美紀さんが子供扱いとむくれた、頭を撫で撫でする事‥
今の美紀さんは、突然の俺の行動に驚いているけれど。
「もう少しさ心に余裕を持とうよ美紀さん、今の美紀さんを見ていたら四方八方にアンテナを張り過ぎてバリバリなんだって‥
ほれ‥‥疲れた時には糖分糖分」
「うっまた‥‥」
久しぶりにポケットから取り出した飴玉を美紀さんの手の中へ、ついでにもう1つ取り出し、俺も口の中に放り込んだ。
「考え過ぎには糖分が有効なの!」
「・・相変わらずオリバーさんのポケットは魔法のポケットだよね・・」
「色々入れているのは確かだよなぁ‥
何となくポケットがあると入れたくなるのよこれが、時々見返しては余計なもん入れてるとは思うけど」
「くすっ‥
オリバーさんらしいね?
‥‥話聞いてくれてありがとう、少し楽になったかも‥‥」
「まっかせなさーい!」
敢えて関係無い話にしたのは俺の確信犯、だってリラックスさせるのも、体調管理するのも、ボディーガードの仕事の内‥
対象者の身体も心も守るのが、俺達みたいなボディーガードなんだって、俺にしてみればそれが心地良いんだけどな。