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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第28章 終章ー何事も普通が一番
(私も早くこのブレブレの性格を直さなくちゃ‥‥)
社会に出ているのに、ちょっと気を緩めれば素の私、それは結城さんには慣れたから随分崩しているとは思うけど‥
でも本当は、紀永のように公私しっかり分けないといけない、早乙女美紀をやるんだったら尚更。
何時までもお人形のようなお嬢様じゃね?
それに一度出てしまっているし、Little Witchのように完全に切り替えないと駄目だよ‥
って、これも私なのに、どうして日本に居ると甘えが出るのか‥‥これは考え無くても理由は理解してる、だって紀永が居るから。
父親で恋人で、過保護で甘々、私はついそれに甘えているんだって分かってはいるのよ、でもこの微妙な乙女心が私の甘さに繋がるんだって事も、嫌々ながら身に染みた。
はっきり言えば恋愛音痴!
この一言に尽きる。
そんな事を考えながら仕事をしていれば、時間なんて経つのは早く、今日はキリの良いところ‥‥つまり定時で終わりそう‥
でも今日は、週に何度かになった会長室業務があるんだよね、相変わらず素直に帰れない私。
「お疲れさまでしたー」
極々普通にシステム課を飛び出し、もうすっかり慣れてしまった階段を登って最上階、時々ヒールが五月蝿いなとは思うけど、あまり低いのを履くと、また五十嵐さん辺りの嫌みが飛んで来るし。