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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第28章 終章ー何事も普通が一番



そんな遠藤さんをサポートに今日も会長室業務、これもすっかり馴染んだと思う‥
もう少しで新OS導入も決まっていて‥‥あっ、これは私と紀永がまた新しいベースを作った為なの。


紀永得意の高速化を更にパワーアップした物に、私が新たに組んだ複合型をプラス、共同開発の新バージョンなのだけど、また使用契約とか五月蝿そう。



「カメラチェック終わりました‥
何か手伝える事はおありでしょうか?」


「今日は特に‥
ホストのバランス調整だけだから大丈夫」


「流石にそれは‥‥
オリバーを呼びますか美紀様?」


「それも必要無い程度の調整なの、30分掛からずに終わるんだしサポートは要らないかな」


「そうですか‥‥
では一緒に乗って帰りましょう」


またっ、遠藤さんは‥‥
最近の恒例、遠藤さんとオリバーさんの帰宅争い、あまりに揉めるから早い者勝ちって私も言ってしまい、毎日こうして静かなバトルをしている訳。


でもね、遠藤さんもオリバーさんも楽しそうなので、私はスルーする事に決めた‥
どちらも真っ向バトルするような相手は今までに居なかったらしく、逆にバトルするのが密かな楽しみ‥‥らしい。



「では私の方からオリバーに連絡を取ります」


「あらら‥‥‥」


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