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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第5章 秘書課の黒崎さん



幾ら紀永でも、それだけの為だけでは動かない‥
多分、遠藤さんが前の事まで話した、そう考えた方がいい。


基本社内は公平、それが紀‥早乙女会長‥
とすれば、高橋さんは本当に適正判断と考えられた、確かに言動的には酷かったから。



(昼休みに会長室‥
凄く気が重い‥‥)


向こうの思惑はどうであれ、高橋さんは注意、私はお咎め無し‥


絶対に高橋さんは反発する、部長の取りなしで、少しは静かになるかと思ったけど‥
火に油を注ぐような結果になると思うのは、気のせいじゃ無いと思うよ。



「・・?
1つ‥聞いて良いか??」


「??
なんでしょうか黒崎さん?」


随分と私の顔を見て、不思議そうな、考えているような表情‥



「・・・
前に何処かで会った事がなかったか?
この間の高橋達と一緒の時じゃなく、もっと前‥
俺もよく思い出せないんだが‥‥」


「・・・前??」


私は黒崎竜也という名前を、今初めて聞いた筈‥


・・・いや、違う‥
桜井‥黒崎‥‥



『・・・
桜井と黒崎も駆り出されていたのか‥‥』


『『主任‥‥』』



"ドキンッ!!"


(っっ!!)


思い出した!


あの御披露目パーティーの時に、遠藤さんがさり気なく呼んだ、スタッフに紛れていた、本社秘書の2人を呼んだ時の言葉!



(あの時の‥‥2人‥‥)


私自身は知らん顔したけど、目線に入る程に近くに居たのは確か‥
そして一番の問題は、私は早乙女のお嬢様として居た事‥‥


これだけは、絶対バレちゃ駄目!!



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