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夜は短し輝け乙女
第3章 再会
__キーンコーンカーンコーン__
1限目のチャイムが鳴る。今日の1限はホームルームだと担任から昨日聞かされていた。
「みんな静かにー!今日は新しく来た教育実習生を紹介するぞー!」
担任は相変わらずうるさい。
……って、え!?
そこには見覚えのある顔があった。
「皆さんおはようございます!教育実習生としてこの高校に来ました。安達海音と言います」
____彼だ。
なんでだ……そんな急に……。聞いてないぞ。
「みんなに数学をわかりやすく教えたいと思います」
よりによって数学……私が大嫌いな科目。ほんとやめて、と言いたいところだが、自分の彼氏…?に教わるのなら悪くないかもな。
「じゃあさっそく授業を始めたいと思います。教科書の57ページを開いてください」
……今から始めるのか。というか、急すぎて頭がついていかないんだが。
「ここはこの方式を使います。わからないことはないですか?あればどんどん質問してください!」
…………
なんだかんだ言って意味不明な数学の授業は幕を閉じた。だが、海音の数学はわかりやすかった。今まで20点だの16点だの、余裕で赤点を取っていた私にはありがたい授業だった。
…あれ?というかこれって……先生と生徒の恋、的な禁断のやつじゃ…!?海音は教育実習生だけれども……。
危ない関係の始まり始まり。
1限目のチャイムが鳴る。今日の1限はホームルームだと担任から昨日聞かされていた。
「みんな静かにー!今日は新しく来た教育実習生を紹介するぞー!」
担任は相変わらずうるさい。
……って、え!?
そこには見覚えのある顔があった。
「皆さんおはようございます!教育実習生としてこの高校に来ました。安達海音と言います」
____彼だ。
なんでだ……そんな急に……。聞いてないぞ。
「みんなに数学をわかりやすく教えたいと思います」
よりによって数学……私が大嫌いな科目。ほんとやめて、と言いたいところだが、自分の彼氏…?に教わるのなら悪くないかもな。
「じゃあさっそく授業を始めたいと思います。教科書の57ページを開いてください」
……今から始めるのか。というか、急すぎて頭がついていかないんだが。
「ここはこの方式を使います。わからないことはないですか?あればどんどん質問してください!」
…………
なんだかんだ言って意味不明な数学の授業は幕を閉じた。だが、海音の数学はわかりやすかった。今まで20点だの16点だの、余裕で赤点を取っていた私にはありがたい授業だった。
…あれ?というかこれって……先生と生徒の恋、的な禁断のやつじゃ…!?海音は教育実習生だけれども……。
危ない関係の始まり始まり。