この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夜は短し輝け乙女
第3章 再会
__キーンコーンカーンコーン__


1限目のチャイムが鳴る。今日の1限はホームルームだと担任から昨日聞かされていた。


「みんな静かにー!今日は新しく来た教育実習生を紹介するぞー!」


担任は相変わらずうるさい。



……って、え!?


そこには見覚えのある顔があった。


「皆さんおはようございます!教育実習生としてこの高校に来ました。安達海音と言います」


____彼だ。



なんでだ……そんな急に……。聞いてないぞ。



「みんなに数学をわかりやすく教えたいと思います」


よりによって数学……私が大嫌いな科目。ほんとやめて、と言いたいところだが、自分の彼氏…?に教わるのなら悪くないかもな。


「じゃあさっそく授業を始めたいと思います。教科書の57ページを開いてください」



……今から始めるのか。というか、急すぎて頭がついていかないんだが。



「ここはこの方式を使います。わからないことはないですか?あればどんどん質問してください!」



…………




なんだかんだ言って意味不明な数学の授業は幕を閉じた。だが、海音の数学はわかりやすかった。今まで20点だの16点だの、余裕で赤点を取っていた私にはありがたい授業だった。



…あれ?というかこれって……先生と生徒の恋、的な禁断のやつじゃ…!?海音は教育実習生だけれども……。




危ない関係の始まり始まり。
/15ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ