この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夜は短し輝け乙女
第4章 危ない関係



「俺らカレカノなんだから、、ねぇ?」


男ってこんなに豹変するのか。さっきまで優しく数学を教えていた海音の姿はそこにはない。今目の前にいるのは獣となった海音だ。男と女。性の違いを胸に突きつけられた気分だ。


こんな事初めてで抵抗もできず、ただ叫びたいのを抑えることしか出来ない自分。



「驚いた?これが男だよ」



「……っっ」


サラサラであろう黒髪。キリッとした目。長いまつ毛。どこかのアイドルにいそうな整った顔立ち。そんな彼に見つめられている。その表情は黒い笑み、とでも言うべきだろうか。何か悪い予感がしてならない。




「続きしよっか」



「え……だめ……」



「へぇ。怖いんだ?」



「ち、違う!」



「なら続けるよ」



怖い。すごく怖い。私の知っている海音じゃない。怖いのに、心のどこかで続きを待っている。そんな自分がもっと怖くて。どうしていいかもわからず、ただ海音に身を委ねるしかなかった。
/15ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ