この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イタズラな満月(フルムーン)
第9章 special moon1…ただ、愛するが故…
「覚えてる?3年前の桜の季節のこと。」
「…あぁ、時期的に、俺がカロンに告白した位か?」
「そうよ?」
「…?それが…どうした?」
「その時にもループ…言ったのよ?一世一代大告白!って。」
「…忘れた。」

そう言うと、ルーペントはカロンに背中を向けた。そういう時は決まってルーペントは照れ隠し。覚えて居るのに忘れた振りをするのだった。

「…クス…でも、ループが忘れていてもいい。私がずっと覚えてるもん。」
「……ッ」

そっと背中から巻き付くカロン。そんなカロンの手に自身の手を重ね、指を絡める。

「ループ…」
「…たく……」

そっと名前を呼び、足を絡める。それは2人の間での暗黙の合図だった…向きを変え、抱き締める腕にも強さと優しさが加わる。
/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ