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イタズラな満月(フルムーン)
第9章 special moon1…ただ、愛するが故…
「カロンのことがバレたってだけか」
「だけって…!解ってんのか?ループ!軍法会議物になる可能性だってあるんだぞ?」
「フッ…それがどうした」
そういうルーペントの表情は数時間前に見せた、あの自信に満ちあふれているだけの表情に戻っていた。
しかし、その当の本人以外の二人は明らかに表情を曇らせた。特にカロンに至っては、今にも泣きそうな表情だった。
「カルマ…?本当?その話。」
「…あぁ。」
「でも…何で?」
「前々から噂はあった。だけど、決定打がなかった。でもさ、今日の14時頃、2人、一緒に居たろ?」
「あぁ。」
「それを見られていたみたいで、写真に収められてたみたいだ。直ぐに報告が入ったらしい。」
隠しきれないとカルマは悟った。
「だけって…!解ってんのか?ループ!軍法会議物になる可能性だってあるんだぞ?」
「フッ…それがどうした」
そういうルーペントの表情は数時間前に見せた、あの自信に満ちあふれているだけの表情に戻っていた。
しかし、その当の本人以外の二人は明らかに表情を曇らせた。特にカロンに至っては、今にも泣きそうな表情だった。
「カルマ…?本当?その話。」
「…あぁ。」
「でも…何で?」
「前々から噂はあった。だけど、決定打がなかった。でもさ、今日の14時頃、2人、一緒に居たろ?」
「あぁ。」
「それを見られていたみたいで、写真に収められてたみたいだ。直ぐに報告が入ったらしい。」
隠しきれないとカルマは悟った。