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イタズラな満月(フルムーン)
第10章 7th moon…偽りの心
ジェーナに部屋へと案内された雅。
「この部屋で良いかい?」
「…十分です、本当に…ありがとうございます。」
そう言い頭を下げた雅。そのまま、優しく笑いかけると、ジェーナは部屋を後にした。
「…ユト…」
「呼んだか?」
その聞き慣れた声にドキリとしながらも後ろを振り返った。
「ユト…」
「だから何だ。」
「…人型…なのね」
「ここならな。ジェーナの力に守られてるから、この姿でも力は使わない。」
「そっか。…ハフ…」
「残念そうだな。」
「…違うの……ッあの…ね?」
「ん?」
「さっきは…ごめんなさい…あの…」
「なんのことだ、謝られることなど無い筈だけどな。」
「ユト…!」
「ハァ…」
小さく息を吐くとユトは隣に座った。
「この部屋で良いかい?」
「…十分です、本当に…ありがとうございます。」
そう言い頭を下げた雅。そのまま、優しく笑いかけると、ジェーナは部屋を後にした。
「…ユト…」
「呼んだか?」
その聞き慣れた声にドキリとしながらも後ろを振り返った。
「ユト…」
「だから何だ。」
「…人型…なのね」
「ここならな。ジェーナの力に守られてるから、この姿でも力は使わない。」
「そっか。…ハフ…」
「残念そうだな。」
「…違うの……ッあの…ね?」
「ん?」
「さっきは…ごめんなさい…あの…」
「なんのことだ、謝られることなど無い筈だけどな。」
「ユト…!」
「ハァ…」
小さく息を吐くとユトは隣に座った。