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イタズラな満月(フルムーン)
第10章 7th moon…偽りの心
それからの時間、雅はジェーナの元に帰り、ユトは久我の居場所を探していた。
しかしやはりと言ったところか。ユトはいとも簡単に久我の居場所を嗅ぎ付けた。

『あぁあ、だからだな、猫のくせに犬並の嗅覚…』

ユト自身も自分の嗅覚の効き方には笑いがこみ上げてきていた。そのまますぐに帰ることもなく、少し様子を見ていたユト。
そこに現れたのは、見たこともない女の子だった。

「お待たせ!」
「大丈夫、そんなに待ってないから」
「クスクス、相変わらず聖君やっさしぃ!」

そう言うと、女の子はするりと躊躇うこともなく久我の腕に自身の左手を絡めた。
流石のユトでさえも、その距離感、この空気感が何を物語っているかは安易に察しが付いた。
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