この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イタズラな満月(フルムーン)
第10章 7th moon…偽りの心
並んで歩いているものの、最近では雅は小走りになることはなかった。そう、ユトがゆっくりと歩くようになったからだ。

「…へへ」
「気持ちわりぃわ!何だよ。」
「別に?私は嬉しいよ!」
「何がだよ。」
「…クスクス」

笑いながら雅はそっと下からユトの顔を見つめていた。その視線に気付いてか気付かずか、ユトは目線を合わそうとしなかった。

「とりあえず…何か飲むか?」
「うん!」

そうしてコンビニでユトは2本のドリンクとバウムクーヘンを買った。そのまま、公園に向かった。

「公園…よく来るね、私たち」
「それもそうだな。」 
「仕方ないよね…ユトは周りから見えても私がユトか久我君しか見えないわけだから…」
「気にすることない。」
/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ