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イタズラな満月(フルムーン)
第2章 0's moon…プロローグ
「君…なの?さっきから私の事呼んでたのって…」
『そうだよ。ってか、君じゃない。ユトだ。』
「私きっと頭打ったね。」
『そりゃそうだ、大事故だったからね』
「じゃなきゃ猫が喋るなんてありえないからね。」
『そっちかよ!』
「あぁあ。私死んじゃったのかな。てか事故とか、私の人生プランには全くなかったんだけどなぁ。」
『オレの話聞く気はねぇの?』
「はぁ。何か変な猫が話しかけるし。」
全く2人、いや、1人と1匹の意志疎通が図れない。そんな時だったが、ユトの思いがけない一言で、雅はユトの言葉に耳を傾けるようになった。
『オレが、何とかしてやろうか。』
「…えっ?」
『だからさ、オレが君の蘇り、手伝おうか?って言うの。』
『そうだよ。ってか、君じゃない。ユトだ。』
「私きっと頭打ったね。」
『そりゃそうだ、大事故だったからね』
「じゃなきゃ猫が喋るなんてありえないからね。」
『そっちかよ!』
「あぁあ。私死んじゃったのかな。てか事故とか、私の人生プランには全くなかったんだけどなぁ。」
『オレの話聞く気はねぇの?』
「はぁ。何か変な猫が話しかけるし。」
全く2人、いや、1人と1匹の意志疎通が図れない。そんな時だったが、ユトの思いがけない一言で、雅はユトの言葉に耳を傾けるようになった。
『オレが、何とかしてやろうか。』
「…えっ?」
『だからさ、オレが君の蘇り、手伝おうか?って言うの。』