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イタズラな満月(フルムーン)
第2章 0's moon…プロローグ
そんな中、雅は戻らない意識の中で呼ばれていた。

『…ぃ!おい、起きろよ』

しかし中々雅は目覚めるどころか、その声の主を見つけることすら困難だった。それもそのはず、雅の意識の中は真っ暗な光一筋もないような、自分が今どこにいるのか、どんな状況なのか、全く分からない様子だったからだ。

『おいって、気付けよ、起きろ。』

リンっと、鳴る小さな鈴の音に導かれるように雅はゆっくりと歩みを進めた。

「誰?…どこにいるの?」
『ここだよ。』
「ふぇ?」
『下!』

言われるままに雅は足下を見つめる。しかし何も見えない。そんな雅はしゃがみ込んで手を差し出した。
その時だった。ふわりと柔らかく、温かな、しかし、小さな個体。

『やっと気付いたな。』
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