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イタズラな満月(フルムーン)
第10章 7th moon…偽りの心
「もう無理しないで良い。」
「無理してない…」
「……すげぇ壊れそうだ…」

そう言いながらも抱きしめる腕を緩めることをしないで居たユト。体を離そうをするも、力がうまく伝わらない雅は、ユトの腕にゆっくりと体を預けていた。

「…帰るぞ」
「……ユト?」
「ジェーナのとこ。家に帰るんだよ。」

そう言うと、体を離してそっと頭を撫でたユト。その顔は電灯の明かりで良く見えるものの、いつになく優しく、温かく、そして柔らかな表情だった。

「ただいま。」
「おや、早かったね。」

そういいながらも、ジェーナは雅の変化と、ユトの心の移り変わりが手に取るように伝わって来ていた。

「ジェーナ、部屋、2人にさせて」
「…解ったよ。」

そうして、パタンと戸を閉めて2人きりで部屋に入っていった。
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