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イタズラな満月(フルムーン)
第11章 8th moon…温もり
部屋に入った2人は、黙ったまま微妙な距離を保ったまま、無言でいた。
その無言を打ち破ったのは雅だった。
「…ユト。…ごめんね?」
「何が?」
「…バディがこんな…落ちこぼれみたいな子で…そうそう今までにいなかったでしょ?…笑っちゃうよね…ずっと気付かなかったなんて…」
「アリス…確かに…今まででは類みないくらいに役立たずな奴だな。」
そう言いだしたユト。その言葉を聞いた雅はきゅっと唇を噛んだ。
「バディをこんなに悩ませて…最後まできちんと任務全うできない人間なんて初めてだ。あんな久我みたいな奴も居るんだな。良い勉強になった。」
「ユト…?」
「本当にウザい。…遊び半分、ゲーム感覚なら関わるなよって思う。」
その無言を打ち破ったのは雅だった。
「…ユト。…ごめんね?」
「何が?」
「…バディがこんな…落ちこぼれみたいな子で…そうそう今までにいなかったでしょ?…笑っちゃうよね…ずっと気付かなかったなんて…」
「アリス…確かに…今まででは類みないくらいに役立たずな奴だな。」
そう言いだしたユト。その言葉を聞いた雅はきゅっと唇を噛んだ。
「バディをこんなに悩ませて…最後まできちんと任務全うできない人間なんて初めてだ。あんな久我みたいな奴も居るんだな。良い勉強になった。」
「ユト…?」
「本当にウザい。…遊び半分、ゲーム感覚なら関わるなよって思う。」