この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イタズラな満月(フルムーン)
第11章 8th moon…温もり
「なんも要らない。…明日から3日…留守にするから。今は少しオレの傍に居ろ」
「何よ、それ…クスクス…」
そう言うと、顔だけ後ろに向ける雅ににこりと笑いかけるユト。
その笑顔は日に日に柔らかく、温かさを増していく。
「ユト…」
「ん?」
「……」
「何だよ、言えよ。」
「なんも…無い…/////」
「はっ?」
嬉しくもありながら、雅は少し寂しくも感じていた。確かにさっき、ユトの口からは今までのバディとは違うであろう事も解った。しかし、この優しさが全くなかったわけではないだろう…そう思うと、自分以外にも知っている人が居るのだろうという事実が、何故か、心がざわつきもしたのだった。
「…必ず3日後には戻るから。」
「…ん……待ってる」
その約束を交わした2人はもう一度クスリと笑い合った。
「何よ、それ…クスクス…」
そう言うと、顔だけ後ろに向ける雅ににこりと笑いかけるユト。
その笑顔は日に日に柔らかく、温かさを増していく。
「ユト…」
「ん?」
「……」
「何だよ、言えよ。」
「なんも…無い…/////」
「はっ?」
嬉しくもありながら、雅は少し寂しくも感じていた。確かにさっき、ユトの口からは今までのバディとは違うであろう事も解った。しかし、この優しさが全くなかったわけではないだろう…そう思うと、自分以外にも知っている人が居るのだろうという事実が、何故か、心がざわつきもしたのだった。
「…必ず3日後には戻るから。」
「…ん……待ってる」
その約束を交わした2人はもう一度クスリと笑い合った。