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イタズラな満月(フルムーン)
第12章 special moon2…星空の記憶
「ユト!待ってよ!」
「何?」
「歩くの早い!」
「ジュノがおっそいんだよ。」
クスクス笑いながらも、ユトとジュノは笑い合っていた。それを観ているのはクラスメイトでもあるクラマだった。
「ユト、待ってやれよ」
「全く。」
「あぁあ!クラマのがずっと、ずーっと優しいんだから!」
「だけど僕じゃないでしょ?ジュノが好きなの。」
「オレは別に普通だけどな」
「そんな事言う?ふつう。」
「まぁまぁ。2人揃ってんなこと言ってんなよ。」
クスリと笑いながらも2人の間を持つクラマ。何だかんだ言いながらも結局の所、ユトもジュノのことが愛おしい存在だった。
それを表に出すことは中々無かったものの、ジュノ自身もユトの不器用さは知っていた。
「何?」
「歩くの早い!」
「ジュノがおっそいんだよ。」
クスクス笑いながらも、ユトとジュノは笑い合っていた。それを観ているのはクラスメイトでもあるクラマだった。
「ユト、待ってやれよ」
「全く。」
「あぁあ!クラマのがずっと、ずーっと優しいんだから!」
「だけど僕じゃないでしょ?ジュノが好きなの。」
「オレは別に普通だけどな」
「そんな事言う?ふつう。」
「まぁまぁ。2人揃ってんなこと言ってんなよ。」
クスリと笑いながらも2人の間を持つクラマ。何だかんだ言いながらも結局の所、ユトもジュノのことが愛おしい存在だった。
それを表に出すことは中々無かったものの、ジュノ自身もユトの不器用さは知っていた。