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イタズラな満月(フルムーン)
第12章 special moon2…星空の記憶
「…そういえば!来週だよね!」
「あぁ。どこが良いとかある?」
「オレどこでもいい」
「ユトは決まってるよ!ジェーナ様のとこだよ!」
「オレがジェーナんとこいけるならクラマはヌエバだろ。」
「あ、僕違うよ?」
「え?」
そう切り返したクラマ。
「僕、マルテ志願した。」
「うっそ!」
「マジ。」
そう、彼らの話しているのは所謂言うところのクラス替えであり、自身達の運命を決める物だった。ある程度適正テストはじめ、見極める見解はある物の、最終的には組分け、使える主の元に向かう所を決めるのだ。
適正がつかなかった場合は、次の年に再度適正テストはあるものの、大抵が決められた年数で親となる主が決まる。
「ジュノは?」
「私は…」
「あぁ。どこが良いとかある?」
「オレどこでもいい」
「ユトは決まってるよ!ジェーナ様のとこだよ!」
「オレがジェーナんとこいけるならクラマはヌエバだろ。」
「あ、僕違うよ?」
「え?」
そう切り返したクラマ。
「僕、マルテ志願した。」
「うっそ!」
「マジ。」
そう、彼らの話しているのは所謂言うところのクラス替えであり、自身達の運命を決める物だった。ある程度適正テストはじめ、見極める見解はある物の、最終的には組分け、使える主の元に向かう所を決めるのだ。
適正がつかなかった場合は、次の年に再度適正テストはあるものの、大抵が決められた年数で親となる主が決まる。
「ジュノは?」
「私は…」