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イタズラな満月(フルムーン)
第12章 special moon2…星空の記憶
それから、仲の良かった三人もなかなか会うことは出来なかった。それでもユトは、ただひたすらに真っ直ぐ突き進んでいった。
時期が来て…
認められるようになれば…
またジュノと笑い会う日が来るだろうから…それまでの辛抱だ…
そう自分の心に言い聞かせていた。
それから3ヶ月が経った、そんなある日、クラマから連絡をもらったユト。
「なに?」
「何じゃねぇって。明日、ぜってぇ参加しろよ?」
「なにが?」
「喧嘩売ってるな…クスクス…エスパシオ様の聖誕祭。」
「めんどくせぇ。…だから行かねぇ。」
「でた、ユトのめんどくせぇが。考えて見ろ。ジュノは行くぞ?」
「……ッ…まだ、時期じゃねぇって」
「何の時期だ?」
「ジュノに会う時期だよ。…」
時期が来て…
認められるようになれば…
またジュノと笑い会う日が来るだろうから…それまでの辛抱だ…
そう自分の心に言い聞かせていた。
それから3ヶ月が経った、そんなある日、クラマから連絡をもらったユト。
「なに?」
「何じゃねぇって。明日、ぜってぇ参加しろよ?」
「なにが?」
「喧嘩売ってるな…クスクス…エスパシオ様の聖誕祭。」
「めんどくせぇ。…だから行かねぇ。」
「でた、ユトのめんどくせぇが。考えて見ろ。ジュノは行くぞ?」
「……ッ…まだ、時期じゃねぇって」
「何の時期だ?」
「ジュノに会う時期だよ。…」