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イタズラな満月(フルムーン)
第12章 special moon2…星空の記憶
そう言いきり、ヌエバとジェーナのおかげでユトとジュノはすぐに解放された。
教室の近くの、広間に入ると対面式に座った。
「さて、どうしてこんな連行問題になった?」
「…ッ」
「ユト?どうしてだい?」
「……」
「話してくれなくては困るんだが」
そう問い続ける2人に対して目の前でジュノは両手を握りしめる。そんなジュノの手を落ち着かそうと、そっと握りしめたユト。黙ったままだったが、ジェーナとヌエバの2人にはその行動が2人の関係性をしっかりと解った。
「なる程な。」
「…ッッ」
「しかし、『それ』は禁忌だと、重罪にもなるというのは解っているか?」
「オレが…オレが呼び出した。だから彼女は何も悪くない。」
「…クス……ほう?だそうだが?ジェーナ殿?」
教室の近くの、広間に入ると対面式に座った。
「さて、どうしてこんな連行問題になった?」
「…ッ」
「ユト?どうしてだい?」
「……」
「話してくれなくては困るんだが」
そう問い続ける2人に対して目の前でジュノは両手を握りしめる。そんなジュノの手を落ち着かそうと、そっと握りしめたユト。黙ったままだったが、ジェーナとヌエバの2人にはその行動が2人の関係性をしっかりと解った。
「なる程な。」
「…ッッ」
「しかし、『それ』は禁忌だと、重罪にもなるというのは解っているか?」
「オレが…オレが呼び出した。だから彼女は何も悪くない。」
「…クス……ほう?だそうだが?ジェーナ殿?」