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イタズラな満月(フルムーン)
第13章 9th moon…消えた絆
もうじきに目的地に着こうかと言うときだった。後ろから声がした。
「あれ?…ユト?…ユトじゃん!」
「…?クラマ?」
「おぅ!久しぶり!」
「マジで?元気そうじゃん!」
そう笑いながらも話していた二人。何も変わることなく、ただ、懐かしさをかみしめていた。
「どうしたよ、ずっと行ったっきりだったのに。戻って来れんなら言ってくれたら良かったのに!」
「まぁ、急に決めたことだったし。それに長くても3日しか居れないから。」
「ジュノは?知ってんの?」
「だから、知らせてねぇっつぅの。」
そう話しながらも目的地まで、2人並んで歩いて向かう。とてつもなく広い敷地に佇む宮殿のたたずまいは相変わらずだった。
「あれ?…ユト?…ユトじゃん!」
「…?クラマ?」
「おぅ!久しぶり!」
「マジで?元気そうじゃん!」
そう笑いながらも話していた二人。何も変わることなく、ただ、懐かしさをかみしめていた。
「どうしたよ、ずっと行ったっきりだったのに。戻って来れんなら言ってくれたら良かったのに!」
「まぁ、急に決めたことだったし。それに長くても3日しか居れないから。」
「ジュノは?知ってんの?」
「だから、知らせてねぇっつぅの。」
そう話しながらも目的地まで、2人並んで歩いて向かう。とてつもなく広い敷地に佇む宮殿のたたずまいは相変わらずだった。