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イタズラな満月(フルムーン)
第13章 9th moon…消えた絆
「でも…」
「ユト…?僕思うにさ?ジュノはユトに依存しすぎてたんだと思う。ユトが居なきゃ私は何も出来ないって思いこんでたところもあるからね。」
「…だけど、オレが冷たく接さなきゃ…もう少し…」
「ユト?」
じっとユトを見つめるとクラマは言った。
「…ユトはユトの道を歩めばいい。ユトはユトの、僕は僕の…それそれの道を歩むんだよ。いずれは、思い出になる。ユトの中から消えないならそれで良いじゃないかな。」
「…ッ許されないだろう?それじゃ。」
「ユトっ!」
「……ッゥ」
涙を流したユトの頭をそっと撫でたクラマは小さく笑った。
「大丈夫だ。ユト…」
「…クラマ…」
「心配するな。サトゥルノ様の管理下なら大丈夫だ。」
そう笑いかけたまま、時は過ぎていった。
「ユト…?僕思うにさ?ジュノはユトに依存しすぎてたんだと思う。ユトが居なきゃ私は何も出来ないって思いこんでたところもあるからね。」
「…だけど、オレが冷たく接さなきゃ…もう少し…」
「ユト?」
じっとユトを見つめるとクラマは言った。
「…ユトはユトの道を歩めばいい。ユトはユトの、僕は僕の…それそれの道を歩むんだよ。いずれは、思い出になる。ユトの中から消えないならそれで良いじゃないかな。」
「…ッ許されないだろう?それじゃ。」
「ユトっ!」
「……ッゥ」
涙を流したユトの頭をそっと撫でたクラマは小さく笑った。
「大丈夫だ。ユト…」
「…クラマ…」
「心配するな。サトゥルノ様の管理下なら大丈夫だ。」
そう笑いかけたまま、時は過ぎていった。